アニメの感想を雑に投げていくブログ

観たアニメの感想を投稿しています。

シャドーハウス 1話

原作漫画が大好きだったので、アニメも楽しみにしてました。
総括した感想としてはうまく作られてるなーという感じです。

実はあまりPVをきちんと見ていなかったのですが、出だしの重厚でミステリアスな雰囲気がとても「シャドーハウス」として完成されていて素晴らしかったです。

それにしても冒頭部分で結構ガッツリ生き人形の真実について触れられていましたね。私は原作を知っているので「ああ、あのシーンか」となったのですが、読んだこと無い人にはどういう風に見えていたのでしょうか。
こういった部分があるので、これからの展開を知っているというのも少し考えものだなーと思いました。

OPは歌無し。シャドーと生き人形の関係性をツーショットで表現するというのは私の大好物なので、跳んで喜んでました。ありがとうございます。

さて、お話は勤務初日から始まっているのですが、原作もそうでしたっけ?
現在手元に単行本がないので比較することができないのですが、原作は何日か働いた後のように描かれていた気がします。
勤務初日から追っていくことで、視聴者を置いていかない良い構成になっていたように思います。

内容としては基本原作準拠で進んで行きますが、所々にアニオリ展開が挟まれる事で原作を知っている視聴者を飽きさせないようになっていました。
それにしても、1話目で原作の話数を何話か詰め込んでいたのに違和感を感じなかったです。
テンポが速すぎると感じる事もなく、構成の上手さが引き立っているように思いました。

全体的に線の数は少なめだと思います。瞳や髪の描き込みも少なめ。
しかし、どこか繊細な空気をまとっているのが不思議だったのですが、アップのシーンや重要なシーンで線の数を増やすことで調整されていることに気が付き感心しました。

ケイトの服を着るシーン。原作はモノクロなので意識していなかったのですが、服の色は赤なんだなーと。
ケイトは赤というイメージがあるのですが、エミリコにはないので少々の違和感でした。
「あなたらしく」という部分を踏まえると妥当な感想なのかもしれないですね。

最後のエミリコが窓を開けたシーン。内側と外側の色彩差が顕著に表されていて、良かったです。部屋の外は色がなく怖い世界というのが表現されてて良いです。
そういう演出、好きです。

今クールではおそらくお披露目まででしょう。
私は大空あかり(cv:下地紫野)推しなので、シャーリー&ラム(cv:下地紫野)が楽しみなのですが、そうなると今クールで出番がなくなります。
3期、4期くらいまでやってくれることを祈っていますよ……。ラムの出番を……ください。

常に謎が付きまとっているような空気。一筋縄では無さそうなシャドー家。
1話としては完璧な作りだったと思います。
来週も楽しみです。